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 翔子は短大の教職課程で、母校の中学で臨時教師を勤めることになった。快活で優しく、聡明で美人な翔子はすぐに生徒達の人気者となった。だが、職員室で彼女がただ一人目を合わせない教師がいることに一体何人が気づいただろう。職員室の隅から、陰気な視線を彼女に送る中年教師…。彼女がまだここの学生だったころ、放課後の教室に彼女を呼び出して強姦し、その写真をネタに脅迫し、何度も陵辱を繰り返した男だ。彼は細い鉄縁の眼鏡を指先でずり上げながら、紺色のスーツの下の肉体を舐め回すように彼女を眺めていた。

 その日の深夜、2年6組の教室…。まさか来ることはあるまい、と思っていた彼の期待を裏切って、彼女は現れた。
「久しぶりだね、翔子…。」
「もう、生徒じゃないんです。…呼び捨てにされる覚えはありません。」
 彼女は毅然と言って、握った拳に力を込めた。
「約束です。返してくれるんですね、私の…私の、失われた青春を。」
 男は鼻で笑って、ビニール袋に詰めた光ディスクを床に投げ捨てた。
「この6年間、コレで何度も抜かせて貰ったよ。制服、ブルマ、スクール水着…この教室で、君には色んな格好で縛らせて貰ったね…。」
「…もう、昔のことです。私と先生はこれっきり、何の関係もありません。失礼します。」

 彼女が身を翻して出て行こうとすると、いきなり背後から羽交い絞めにされた。叫ぼうとした口に薬品を含ませた布が押し当てられる。薄れ行く意識のなかで、翔子は自分の愚かさを恥じる。あの時と同じだ、何もかもあの時と…。

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 再び意識を覚ましたとき、彼女の服は剥ぎ取られ、革の拘束具で身を戒められていた。
「気が付いたかね、翔子。いや、翔子先生。」
 口にはボール状の口枷が嵌められている。助けを呼ぶことも、彼を罵ることもできない。拘束具で絞り出された乳房が、彼の冷たい掌でゆっくりと弄ばれる。
「俺には判っていたよ…君はこうして欲しかったんだろう?俺に縛られ、陵辱されたくて、もう一度この教室に戻って来たんだろう?」
 違う!と叫びたかった。だが心のどこかで、そうなのかも知れないと思っていた。私、一体、どうしてここに戻ってきたりしたんだろう…?
「翔子先生、君はマゾなんだよ。縛られ、陵辱されなければ感じることのできない女なんだよ。素直に自分の運命を受け入れなさい…。」
 乳首にパチンとリングが嵌められ、股間にバイブが押し込まれた。拘束された身を捩りながら、彼女は込み上げてくる感情を抑えることができない。羞恥と屈辱と怒りと憎悪…そして全身に満ち溢れるような快感。ネトネトした汁が、とめどもなく股間から溢れ出してくる…。
「さぁ、立ちなさい翔子先生。また写真を撮ってあげるよ。あの頃よりずっと綺麗になったね、きっといい写真になるよ…。」

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