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hr092
何故こんな事になったのか、彼女には思い出せない。
何故こんな目に遭わなければならないのか、
それも彼女には判らない。

気が付いたとき、彼女は納屋のような所に吊るされていた。
縛り上げられて。制服の下半身を剥ぎ取られて。
両脚を否応なしに広げられて。
口にはプラスチックの球が押し込まれ、
叫ぼうとしても粘っこい涎がこぼれ落ちるだけだ。

…今は何日で、何時頃なのだろう?
彼女は想い出そうとする、こうなる前に何をしていたのかを。
そう…学校が終わって、友達と喫茶店に寄って
コンビニに寄って、友達と別れて…それから?
いや、それとも、あれは昨日の事だったかも…。
頭がぼぅっとして、はっきりと想いだせない。

もしかすると、何か薬を飲まされたのかも知れない。
そのせいで意識を失って、ここに連れ込まれて…
…でも、一体何のため?
ただ、私を縛って吊り下げておくためだけ?
それとも…もっと酷いことをするために?

意識がはっきりするにつれ、心に疑惑と恐怖が浮かんでくる。
…そして、忘れていた生理的欲求も。
一旦意識してしまうと、もう彼女は尿意から逃れられない。
縄をかけられ、締め上げられた下半身は次第に痺れ、
痛みという感覚すらも失ってゆく。

(ダメ…我慢しなくちゃ…こんな所で…こんな格好で…)

我慢すればする程に、尿意は膀胱を暴れまわる。噛み締めたボールから、涎が一筋の粘液となって垂れ下がる。

(嫌…出ちゃう…駄目、もう…我慢…できない…っ!)

チョロ、チョロッと流れ出した尿はすぐに、止めようのない奔流となって溢れ出した。ビチョッ、ボトボトボトッと床を打つ音が人気のない納屋に響き渡る。生暖かい液体がパンティに染み込み、雫がお尻を伝って流れてゆくのを彼女は感じる。

(嫌だ…出ちゃった…漏らしちゃったよ…)

@A_g@Cu`bg