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hr104
「ナマイキなんだよ、お前は。」

日本語に「ナマイキ」という言葉がある事は知っていた。Affected とか Conceited という意味だという事も知っていた。でも、まさかそれが自分に降りかかってくるとは思ってもいなかった。

「何様のつもりだ、白人の血が半分混じってるからってよ。」
「あたし…何も、そんなつもりじゃ…」
「やかましいッ!」

彼は私の尻を力任せにひっ叩き、私は痛みと屈辱に崩れそうになるのを歯を食いしばって耐える。

「いい気味だぜ。いつも俺達を犬みたいに見下しやがって。」
「どういう気分だ、金髪お嬢様?自分が見下されるって気持ちはよ。」
「あなた達…こんな事して、楽しいの?」

彼等は顔を見合わせて意味深に笑い…そして、大きなガラスのシリンダーを取り出した。私の目の前で、その筒内がいっぱいの液体で満たされる。

「何を…する…つもりなの?!」
「決まってンだろ。お前にもっと惨めな気分を味あわせてやるのさ。」
「やだ、止めて…ノー、 だめ、やめて…ッ!」
「おらおら、ジタバタすんじゃねぇよ。」

一人が私の身体を鞍馬の上に押さえつけ、もう一人がレオタードをまくってシリンダーの先端を…。冷たいガラスの感触、そして体内に注ぎ込まれる液体…。

「ひいいぃぃぃぃっッ!」
「さて、何分我慢できるかな、お嬢様?」
「くっ…くふぅ…っ」
「いい見物だろうな、その姿でビチクソぶち撒ける姿はよ。」
「…止めて…お願い…縄を解いて、トイレに行かせて…。」
「おい、なんか言ってるぜ?聞こえるか?」
「判んねぇな、きっと外国語だろうよ、ヒヒッ。」

彼等の嘲笑を受けながら、私は脂汗を流して便意に耐え続ける…。

@A_g@Cu`bg