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hr106
とても返せないほどの借金を抱えた兄の差金で、私は見も知らぬ男に「奴隷」として売り飛ばされていた。スタンガンで気絶させられた私は縛り上げられ、首輪を付けられて薄暗い部屋に閉じ込められていた…。

「高校生だっけ?それにしちゃ、いいチチ持ってるじゃねぇか、え?」
男はブラウスの上から私の胸を揉みしだき、私は恐怖と嫌悪に身を震わせる。私は一体、これから何をされるのだろう…。
部屋には鎖や革や木で作られた、見るからに痛そうな責め道具が所狭しと並んでいる。見たこともないような器具ばかりだが、どう使われるのかは大体想像がつく。神様、お願い…お願いだから、これ以上酷い目に遭わせないで…。
「どうした?そんな顔しちゃって。お楽しみはまだ始まってもいないぜ?」
男はブラウスの前を力任せにはだけると、私の乳房を絞るように縛り上げた。腋の下にも縄が通され、その先が天井の滑車に通される。目の前で着々と進んでゆく成り行きを、私はただ見守ることしかできない。
やがて、私の身体は地面から持ち上げられた。ギシッと軋む音がして、全身に縄が食い込むのを私は感じる。
「くっ…。」
「さて、まずコレの味を知って貰おうか。」
男は壁から一本の鞭を取ると、これ見よがしに床に打ちつけた。パーン、と乾いた音がコンクリートの壁に反響する。
「や…嫌だ、やめて、やめてください!」
「くくくっ…いいねその表情、そそるねぇ。」
ビシッ!鞭が私の肌に振り下ろされ、火のような痛みが身体を走る。
「嫌ああああぁぁっ!!」
「何が嫌だって、えぇ?!」
ビシッ!もう一発、更にもう一発。縄で吊るされた身体が揺れ、私の意識が一瞬遠くなる。
「おいおい、もうイッちゃったのかい?早過ぎるぜ、まだこっちはおっ立ってもいないってのによ。」
混濁した意識のなかで、男が私のスカートを脱がせているのを感じる…。靴も靴下も脱がせられ、両脚は座ったかたちに縛り上げられた。そして…男がゴロゴロと押してきたのは、あの恐ろしげな三角木馬だった。
「苦しかったろう?もう降ろしてやるよ、安心しな。」
「や、止めて、降ろさないで!お願い、止めて…駄目ぇっ!!」
剥き出しにされた股間が木馬の頂点に触れ、そこへ体重がずしりと圧しかかる。全身を貫く激痛に、私は身を捩って悶絶する。
「い…痛ぁい…はぁ、はぁ、やめて、もうやめて、もう許して…。」
私の哀願など耳に入らないかのように…いや、むしろそれを楽しむかのように、男の手が冷たい乳房を弄んだ。そして金属のクリップを持ち出すと、私の乳首をパチンと挟み込んだ。
「ひいぃッ!」
片方のクリップには鈴が付けられている。そしてもう片方は…木馬の首の部分に、強力なゴム紐でくくり付けられた。下手にもがくと、乳首が千切れそうな激痛が走る。懸命に痛みをこらえる私の目の前で、男は再び鞭を打ち鳴らした。
「嫌だ、嫌だやだやだやだやだ、もうやめて、私もう嫌だよおぉ!!」
男はにやりと笑って…ビシッ!と鞭を振り下ろした。
「嫌ああぁぁぁっ!」
「いい声だねぇ…もっと歌ってくれよ、俺のかわいい奴隷ちゃん?」
男は鞭の先で鈴を弄び、チリンチリンと鳴る音がまるで場違いに薄暗い部屋に響いている…。

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