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hr164
今日の保健体育授業は性教育です。先生は黒板に、私達も知らないような女性器の部分名称を並べて行きます。
「いいかぁ。お前らがお○んこと呼んでいるモノはなぁ、こういうカタチになっとるんだ。この真ん中が膣口、英語ではヴァギナと呼んでおる。ここにチ○ポを突っ込んで射精すれば、精子は繊毛運動によって子宮に運ばれ、卵子が受精して胎児が発育する。成長した胎児が赤ん坊として出産されるときも、ここを通って出てくるのだ。」
先生はチョークを黒板に叩きつけるように言葉を並べてゆきます。それを聞く生徒たちは、女子も男子もみんな顔を真っ赤にしています。とりわけ、私は恥ずかしさで死にそうになっていました。このあとの「観察実習」で、私が被検体になることが既に決まっていたからです。
「それじゃあ、実際に女性器がどうなっているか観察してみよう。そこの君と君、机を前に出して並べなさい。川嶋君、準備はいいね?」
「…はい。」
先生の言う「準備」というのは、陰毛を剃っておけという意味でした。昨晩お風呂場で、お母さんから安全かみそりを借りて、生えはじめたばかりの毛を全部剃ってしまったのです。男子が机を並べ終わると、私はスカートと下着を脱いでその上に上りました。
「川嶋君、それじゃ何も見えないよ。もっと脚を広げたまえ。」
「は、はい…。」
言われたとおりにすると、生徒から一斉に「えーっ?!」とか「うっそー!!」という声が上がります。それが何に対して囁かれたものなのか、私にはわかりません。
「うーん、それじゃ肝心の構造が分からないなぁ。中が見えるように広げて見せたまえ。大陰唇を両側から引っ張ってな。」
「こ、こう、ですか…?」
身体の中が冷たい空気に触れたようで、ヒリッと痛みます。教室のざわめきは更に大きくなりました。男子は「すっげー!」「本物だよ、おい」とか言っています。女子は「アレ、まだ生えてないの?」「剃ってるのよ、きっとそうよ」とか言っています。
「先生、後ろの席からはよく見えません!」
やおら、委員長の田中君が手を挙げて言いました。先生はそれにいちいち頷いて、
「そうだな、不公平はよくないことだ。後ろの生徒も前に出て観察し給え。ただし、川嶋君にも限度というものがある。3分だけだ、3分だけだぞ。いいな?」
生徒達はぞろぞろと出てきて人垣をつくり、ギラギラした目つきで私の性器を眺め回しました。私は恥ずかしくて、もう死んでしまいたいくらいです。それなのに、私のアソコからは、ねっとりした汁が滲み出しているんです…。

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