【戻る(BACK)】
hr170
「嫌ああぁぁぁッ!!!」
薄暗い地下室に、少女の絶叫が響き渡る。
「やだ、痛い痛い痛あぁい!止めて、降ろして、ここから降ろしてえぇぇっ!」
縛られた身体を捩り、鎖をガチャガチャ鳴らして彼女は泣き叫ぶ。
私は煙草をくゆらせながら、彼女の痴態を楽しんでいる。
やがて、彼女の動きが少なくなってきた。限界が近づいてきたのだろう。
顔を真っ赤に紅潮させ、エビのように折り曲げた背がかすかに震えている。
「どうしたんだね?さっきの元気は何処へ行ったのかな?」
首輪の鎖を引っ張ってやると、ヒィッと甲高い悲鳴を上げた。
「もう…ダメです…許して…もう、許してください…。」
涙が頬を伝って流れ落ちる。激痛に耐えかねたのか、それとも悔し涙か。
「許して欲しいのかな?降ろして欲しいんだね?」
優しい声を掛けてやると、涙に潤んだ瞳を上げてこくっと頷く。
「それじゃ、あと30分で許してやろう。」
彼女の顔色がさっと変わり、表情が絶望に包まれる。
「最低1時間は責め続けるつもりだったんだ。僕は親切だろう?」
「そんな…無理です、もう許してっ!!どうして私をこんな目に…」
「僕は上で飯でも食ってくるよ。一人で楽しんでいて呉れたまえ。」
「待って!お願い、お願いです、もう許してください、ここから降ろして!」
彼女の哀願を背中で断ち切って、私は重い地下室の扉を閉める。
調教は、まだ始まったばかりだ。


@A_g@Cu`bg