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hr171
軋んだ音を立てて扉を開くと、彼女は怯えきった目で私を見上げた。
鎖につながれた両脚を捩り、少しでも私から後ずさろうとする。
良い反応だ。いまどきの女子学生で、こんなに素直な子も珍しい。
「い…一体、どういうつもりですか。」
彼女は、判りきったことを改めて聞く。
「お願いです…これを、解いてください!」
目に必死の色を浮かべ、彼女は哀願する。
「約束します、逃げたり暴れたりしませんから…」
「だから、こんなこと、もうやめてください…!」
良い台詞だ。そんなことを言われると、ますます虐めたくなってしまう。
私が一歩前に踏み出すと、彼女も這って後ずさった。
だが、もうその後ろは壁。これ以上は下がれない。
私は満面に笑みを浮かべて、ズボンを下ろしてそれを取り出す。
彼女の瞳が、絶望と憎悪の色に満たされる…。


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