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hr217

鞭の振り下ろされる、パーンという炸裂音が響く。
「嫌ああああぁぁぁぁぁッ!」
甲高い悲鳴が、石造りの地下室に反響する。
二発、三発、四発。鞭は続けざまに振り下ろされる。
泣いても喚いても、許しを請うても容赦はされない。
鞭の痛みに身を捩るたび、股間に木馬が食い込んで激痛が走る。
不自然に捻り上げられた両腕の関節がキリキリと痛む。
「どう、して…どうして、なんですか!」
鞭打ちの合間に、彼女は必死に言葉を紡ぎ出す。
「私、何も、悪いこと、なんか…してません!なのに、何故」
ひときわ強く振り下ろされた鞭が、彼女の言葉を途中で断ち切る。
「何故?何故だって?…君という女は、本当にバカなんだねぇ。」
男は鞭を弄びつつ、残忍さを秘めた冷たい声で言った。
「楽しいからに決まってるじゃないか。君のようにオッパイばかり
大きくて、頭の中は空っぽななバカ女を鎖で拘束して木馬に乗せ、
思う存分鞭で打ち据える。それが楽しくない訳ないだろう?」
「そ、そんな…な、なんて勝手な!」
彼女の白い肌には幾筋ものミミズ腫れが走り、数箇所からはうっすらと
血が滲んでいる。その傷跡をいたぶるように振り下ろされる鞭。
「ひいいいぃぃぃぃぃっ!!」
「ん〜、いい声で啼くねぇ。君のような雌豚のバカ女でも、
そうやってると結構可愛いじゃないか。ん?」
男は鞭の先を伸ばし、豊満な胸をピタピタとなぶる。
乳首にピアスされた鈴が、場違いに澄んだ音を鳴らす。
「やめて…もう、許してください…お願いします…」
苦痛に噛み締めた歯の間から、彼女はか細い哀願の言葉を漏らす。
男は満足そうに笑って、再び鞭を振りかぶる。


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