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hr220-2

その日、五限目の授業は体育だった。
発育前の少女らしくひょろ長い手足が、体操服姿では特に強調されるように見える。
「おい、瀬川!」
おもむろに声を掛けると、彼女は少し驚いたような表情で私を仰ぎ見た。
「な、何ですか、先生?」
「ちょっと話があるんだ。放課後、体育準備室に来るように。」
「あ、はい…」
彼女らしく歯切れの悪い返事は、何処か納得が行かない様子だった。
まぁ、無理もあるまい。
この後、私が彼女に何をしようとしているかを考えたならば…。

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