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hr273

彼女は困惑しているようだった。まぁ、仕方あるまい。
水着の上から緊縛され、口にギャグを噛まされて、
そのまま何時間も放置されれば、普通は困惑するだろう。
困惑、羞恥、軽蔑、憎悪、疑問、懇願、
いろんな感情の混ざった瞳が上目遣いに向けられる。
済まない、君は理解してくれないかも知れない。
これが僕の愛情表現であるということを。
君が好きでたまらないから、可愛くて仕方ないから、
君をもっと好きになるために、可愛くするために、
こんな事をしてしまうということを。
縄で搾り出された、はち切れそうな肉体。
涙にうるんだ瞳、赤く染まった頬。
わずかに乱れた髪、ギャグから垂れ落ちる涎。
それだけでも可愛いのに、堪らないほど可愛らしいのに、
君は僕の目の前で、縛られた股間から失禁してくれた。
あぁ、堪らない、僕はもう射精してしまいそうだ。
どうして君はこんなにも可愛いのだろう?
その可愛さを守るためなら、僕は命だって捧げることができる。
それなのに、あぁ、それなのに、
君はたぶん永遠に、この愛を理解してくれないんだ。


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