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hr307-2

「すぐにわかる」って、どういうこと?
…何でこんな酷い目に会わさなければならないの?
私は縛り上げられ、スカートと下着を剥ぎ取られ、
首輪を付けられて、三角の台の上に乗せられました。
耐え難い激痛に身を捩ると、台はますます食い込んできます。
台には首輪の鎖が繋がれて、どんなに足掻いても逃げられません。
おじい様は煙草を揺らしながら、そんな私を無表情に見ています。
「嫌あぁぁ…痛いです、もう許して、ここから降ろしてください…」
激痛を堪えながら、搾り出すように哀願の言葉を吐き出しますが、
おじい様は眉ひとつ動かしません。
「お館さま。そろそろ道具を使いしますか?」
薄目を開けて見ると、鞭とか赤い蝋燭とか、何だかわからない
おそろしげな道具が台の上に並べられています。
(やめてよ…今でも痛くて気絶しそうなのに、これ以上なんて…!)
おじい様は深く煙草を吸い込んで、ぽかっと煙を吐き出しました。
「今日は道具は使わん。あの子はじっくり時間を掛けて調教したいのでな」
それは、私の地獄の日々が始まったことを告げる宣言でした…。